令和4年度の生活発表会をアミューズメント佐渡にて行いました。
☆生活発表会に向けて主体的にとりくみ、最後まであきらめずに挑戦し達成感や
充実感を味わう。
☆みんなで協力したり励ましたりしながら自分のイメージを音や動きなどで表現したり、
演じたりすることを楽しむ。
という2点をねらいとし、子どもたちひとりひとりが活き活きと発表しました。
~発表会の様子~
★年長児が主体となり、司会係、道具・誘導係に分かれて
発表会の進行を行いました。
★はじめのことば(3・4歳児)
異年齢で普段親しんでいる「しあわせならてをたたこう」のボディパーカッションを
披露し、楽しい雰囲気の中発表会がスタートしました。
★3歳児(ばら組)
〈遊戯〉
体を動かして伸び伸びと表現することが大好きな子どもたち。
子どもたちが大好きな”のりのりおむすびくん”と
”シェイクシェイクげんき”という2曲から好きな方を選び、
遊戯を披露しました。
〈創作劇〉
子どもたちの大好きな“はらぺこあおむし”にちなんで、運動会ではあおむしからちょうちょになる障害物レースを楽しみました。そこから、日々の活動の中で様々な経験をし、一回り成長した子どもたちの姿をちょうちょに見立て、創作劇として披露しました。子どもたちが日ごろ楽しんでいる遊びや楽しかった経験を思い出しながら、楽しんで披露する姿が見られました。
★4歳児(ひまわり組)
〈遊戯〉
子どもたちは、運動会の時に親子で楽しく踊った経験から、みんなでリズムに合わせて踊る楽しさを味わいました。更に発表会では、子どもたちと保育者で一緒に考えた振り付けやフラックを持って元気いっぱいに遊戯を披露しました。体系移動やフラッグの振りつけ等、少し複雑な動きにも挑戦し、堂々と披露する姿が見られました。
〈ミュージカル劇〉
子どもたちは絵本「にじいろのさかな」から「海の世界」の魅力に引き寄せられ、クラスのみんなで海の世界作りを遊びの中で取り入れ保育室を海の中のイメージにしていきました。
そして海の生き物の暮らしについての紙芝居から、海や砂浜が汚れると海の生き物が死んでしまうことを知り、子どもたちと保育者で海の豊かさを守るためのSDGsに興味関心を広げました。この活動を、子どもたちが生き物と人間がいつまでも自然豊かな佐渡島で暮らせるようにとSDGsについて考えたミュージカル劇として披露しました。劇中には子どもたちの
”得意なこと紹介”のコーナーを作り、子どもたちが日々の活動の中で頑張っていることや好きなことを発表しました。
★5歳児(ゆり組)
〈合奏〉
日々の活動の中で、歌を歌ったり楽器を演奏したりする活動をし、音楽に触れて遊ぶことを楽しんでいる為、ハンドベルや鍵盤ハーモニカの楽器を使った合奏を披露しました。友だちと声を掛け合い協力しながら演奏し、ひとつのメロディーを作り上げることができました。子どもたち同士が心をひとつに演奏する姿と綺麗な音色に、観客席で見ていた3歳児の子どもたちも引き込まれていました。
〈発表~いのちのおはなし~〉
普段の誕生会をきっかけに、子どもたちは「命」について興味を持ちました。お腹の中で赤ちゃんが成長する様子を見たり、0歳児と一緒に活動する中で自分たちとの生活や食事の違いに気づいたり、保護者の方からの命のアンケートを基に自分の成長を実感したりしました。このような活動を通して、子どもたちが学んだこと、感じたことを発表しました。
発表の最後には、この活動を踏まえ、自分を産み、名付けて育ててくれた保護者の方へ、子どもたちから心を込めたお手紙を読み上げました。保護者の方からつけてもらった名前の由来を嬉しそうに紹介したり、保護者の方への思いを自分の言葉でしっかりと伝えたりすることができました。
★異年齢
4、5歳児の子どもたちが一緒に梅雨期から秋まで調べてきた温度、湿度、お天気についてと、それに関連した生活の仕方について、学んだこと、気付いたことをニュース番組にして発表しました。
★おわりのことば
年長児が自信を持ち、堂々と発表会を締めくくりました。
大好きな保護者の方に日頃園で楽しんでいることや、活動の様子、自分たちが挑戦してきたことを見てもらえることを楽しみに、子どもたちは「これも作ってみよう」「こんなせりふを言いたい!」「こんなことを見てもらいたい」と、生活発表会に向けて準備をしてきました。友だちと心を一つに、声をかけ合い、協力し合いながら発表会をやり遂げた子どもたちの表情は達成感に満ち溢れていました。
発表会後、子どもたちは更に友だち同士の絆が深まり、様々なことに意欲的にチャレンジしています。発表会の経験が子どもたちの大きな自信に繋がっています。